みことばからのメッセージ

最新のこひつじレターから、メッセージをお送りします。

10月

「人の子は…自分の命を献げるために来た。

──マルコによる福音書10:35-45

イエスさまに、何でも欲しいものを言ってごらん、って言われたら何をお願いする?
イエスさまのお弟子さんは「自分もイエスさまくらいえらくなりたいです」ってお願いしたんだって。
お弟子さんから見てもイエスさまは何でもできて、とってもすごい人だったけど、
それをみんなの前で自慢したり、いばったりはしなかった。
だから本当にえらいのは、悲しんでいる人、困ってる人を見ないふりをしない人のことだよってみんなにお話したんだ。
みんなもイエスさまみたいに強くてやさしい心をもらえるようにお祈りしてみよう。きっとイエスさまはよろこんでくれるよ。

野口和音牧師(長野・松本教会)

11月

わたしの国は、この世には属していない。

──ヨハネによる福音書18:33-37

世界には、いろいろな国がありますね。
飛行機や船で行ってみたい国はあるかな?
ではイエス様が教えてくださった神様の国には、どうやったら行けるのでしょう。
イエス様は、神様の国はみんなの中にありますよ、と教えてくださいました。
ですから飛行機や船に乗って行くのではありません。
イエス様がわたしたちの心の中に神様の国を用意してくださったからです。
イエス様がわたしたちといつもいっしょにいて、神様のことを教えてくださいます。
イエス様が助けてくださるから、安心していいのです。

後藤由起牧師(本郷教会)

12月

「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」

──ルカによる福音書1:39-55

「神さまは、あなたのこと、大好きです」
・・・これは本当です。
「神さまなんか、いないよ」って言う人もいますけどね。
「神さまは、あなたのこと、大好きです」
・・・これは本当です。
・・・まだ結婚していないのに、神の子イエスさまが生まれますよ、という天使のおつげを、マリアさんは信じました。
そして、本当に、本当に、イエスさまは生まれました。
神さまのおっしゃることは本当です。
それを信じることは、とってもしあわせなこと。
「神さまは、あなたのこと、大好きですよ」
・・・これは本当なのです。いっしょに信じましょう!

角本浩牧師(神水・合志・松橋教会)

2022年1月

イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。

──ヨハネによる福音書2:1-11

イエスさまとお母さんのマリアは、ガリラヤのカナの婚礼に招かれていました。
お祝いの途中で、ぶどう酒が足りなくなってしまいました。
それを知ったマリアは、イエス様に相談しました。
そこには、大きな石のかめが6つありました。
イエスさまは、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と召し使いたちに命じました。
イエスさまの言われた通りに、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たしました。
すると、どうでしょう。
かめの水は一瞬にして、最高のぶどう酒に変わったのです。
これが、神の子イエス・キリストがなさった、最初のしるしです。

奈良部恒平牧師(高蔵寺・復活教会)

2月

「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」

──ルカによる福音書6:27-38

みんなは、神さまってどんな方だと思う?
優しい方かな〜? それとも怖い方かな〜?
そうだよね。優しい方だよね。
だって、神さまはみんなのこと大好きだし、みんなに良いことをいっぱいしてくださっているんだもの。
食べるものも、着る物も、みんな神さまがくださっているんだ。
そんな神さまがみんなに願っていることって何かな?
喧嘩すること? 意地悪すること? 悪口を言うこと?
違うよね。みんなが仲良くなることだよね。
そのためにも、神さまみたいにみんなも親切になれたらいいよね。

浅野直樹Jr.牧師(むさしの教会)

3月

御主人様、今年もこのままにしておいてください。

──ルカによる福音書13:1-9

もう三年も実らなかったいちじくの木を見て園の主人はがまんができません。
「実らない木は切りたおせ」。
しかし園の働き人は主人に願いました。
「もう一年待ってください。」「来年は実るように木に栄養をたっぷり与えます。」
この働き人、いちじくの木にとってはなんとやさしい人でしょう。
このいちじくの木は私たち、やさしい働き人はイエスさまをたとえています。
イエスさまは私たちを待ってくださいます。
助けてくださいます。
だから私たちはイエスさまの恵みを受けて、もう一度ゆるされて、神さまに向かって成長していきます。

チェ・デボン牧師(室園・甘木教会)

こひつじレターは年2回発行しています。